★結婚式は「絶対にやりたい演出」から考えていい理由

準備・考え方

この記事では、
結婚式の準備を進める際に
「絶対にやりたいこと」から考えるメリットについて、
司会者として現場で見てきた実例をもとに、
後悔しない準備の進め方を解説します。

多くの新郎新婦が
優先順位のつけ方に悩む中で、
本当に叶えたい理想を基準にすることで、
結婚式全体の満足度が大きく変わるポイントもお伝えします。

こんにちは。
結婚式のイロハをお伝えする、ブライダルMCの いろは です。

結婚式の準備で、最初に悩むのが
「どんな結婚式にしたいか」ということです。

これは本当に千差万別で、
カップルによって「何を基準に」「会場と日時を決めるか」は異なります。

私は結婚式の司会者として、これまで多くの新郎新婦とお話ししてきましたが、
準備がスムーズに進む方には、ある共通点があります。

それは、
「これだけはやりたい」という軸を、最初に持っていることです。

準備がスムーズに進む人が最初に持っているもの

もし「特にやりたいことはない」という場合は、
・アクセスの良さ
・会場の雰囲気
・見積もりやプラン内容
をバランスよく比較して、会場と日時を決めていく流れになるでしょう。

一方で、
・ゲストの移動負担を最優先したい
・遠方から来てくれるゲストと、ゆっくり話したい
・写真をとにかく美しく残したい

など、希望がはっきりしている場合は、
それが自然と判断基準になります。

中でも、
「この演出だけは叶えたい」
という理想がある方には、会場や日時を決める前に、
ぜひ一度立ち止まって考えてほしいことがあります。

「一番やりたいこと」が満足度を左右する理由

人は、「一番やりたいこと」が叶うと、
他に少し未消化な点があっても、満足度は高くなります。

逆に、その「一番」が叶わなかったとき、
それが人生で一度の結婚式であれば、
後から気持ちの整理がつきにくくなることもあります。

もし、
・アクセスの良さ
・会場の雰囲気
・見積もりやお得なプラン

だけを優先して会場と日程を決めてしまうと、
あとから「やりたいこと」を叶えるために、
無理をして条件を合わせなければならない場面が出てくるかもしれません。

「100か0」ではなく、50でも納得できる準備を

もちろん、
天候、災害、予期せぬ出来事など、
自分たちや会場スタッフの力だけでは、どうにもならないこともあります。

だからこそ大切なのは、
「100か0」ではなく、
50でも納得できる道を、あらかじめ考えておくことです。

では続いて、会場と時期を先に決めたことで、気持ちが追いつかなくなってしまった実例を2つご紹介します。

実例1:演出 × 会場 のミスマッチ

空の下でのセレモニーを、心から楽しみにしていた新郎新婦がいました。

風の音、自然光、ゲストの表情。
「この場所で誓いの言葉を交わせたら、きっと一生忘れない」
そう思い描いて準備を重ねてきたおふたりです。

しかし当日の朝、窓の外は激しい雨。
予定していたガーデンは使用できず、挙式はチャペル内へと変更になりました。

式自体は、何も問題なく進行しました。
ゲストも温かく、スタッフの対応も丁寧でした。

それでも新婦がぽつりとこぼしたのは、
「やっぱり、雨だったね」という一言。

もし最初から、
「屋内でも外の景色が感じられる会場」
「天候に左右されにくい演出」
という選択肢を持っていれば、
気持ちの置きどころは、少し違っていたかもしれません。

実例2:演出 × 時期 のミスマッチ

「ガーデンでの挙式は、ずっと憧れていたんです」
打ち合わせで、そう話してくれた新婦がいました。

選んだのは、冬限定の特典が付くプラン。
日程が決まった瞬間は、夢が一歩近づいた気がしたそうです。

けれど当日、ガーデンに出た瞬間、
冷たい空気が肌に触れました。

挙式前後の待ち時間を含めると、
ゲストが屋外で過ごす時間は、思った以上に長くなります。

新婦から「もう少し暖かい季節だったら…」
その言葉が出てきたのは、式が終わって少し時間が経ってからでした。

最初に考えてほしい “3つのこと”

結婚式の準備を始めるとき、
まずは次の3つを自分に問いかけてみてください。

① 自分にとって一番優先したいことは何か
② それが叶わないリスクは何か
③ もし叶わなかったとしても、納得できる代替案はあるか

(100でなくても、50で満足できるかを考える)

もし「これだけはやりたい」という理想があるなら、
次に考えるべきは、
・いつ
・どこで
・誰と
なら、それが叶えられるか、ということです。

叶わなかった場合の代替案まで一緒に考えてくれる会場を選べたら、
その会場は、きっと当日まであなたの心強い味方になってくれるはずです。

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